にきびと、にきび跡の記事を探していましたら
「レチノイン酸を用いたにきびの治療」という記事がありました。
この、レチノイン酸、海外ではにきびや光老化の治療薬として広く使用されているようで
日本ではまだ認可が下りていないようです。
以前、
「にきびと外用レチノイド (Topical Retinoids)」
という記事で、簡単な説明は過去に記述したのですが、
もっと、つっこんだことが書かれていました。
ところで、そもそも、レチノイン酸とはいったいなんなのだろうと思ったので調べてみました。
「レチノイドの概念」という項目があったのですが、
ビタミンAとその化合物であるレチノイドと呼ばれる物質は
形態形成制御作用、細胞の分化増殖制御などの作用を持っているようです。
これらの化合物を使ったものの1つを、レチノイン酸と言うようですが、
細胞の分化、増殖の制御を行うことが、どうも
皮脂の分泌量をおさえて、にきびに効くってことのようです。
また、にきびに対して効果があるとともに、他の漂白剤とうまく併用することにより
しみなどのメラニン色素性疾患に効果を表すという記述もありました。
なるほど。
さらに、このレチノイン酸とにきびの関係を調べてみますと
日本で用剤として認可されているレチノイドは
「レチノール(ビタミンA)」「酢酸レチノール」「パルミチン酸レチノール」と呼ばれるもので、
化粧品としては100グラムあたり25万国際単位まで(重量換算で約0.04%)の使用が認められているという記述がありました。
海外では合成レチノイドの「CD271」というものが、外用のみがニキビの治療薬として使われているという記述もありました。
現在は、「Am-80」という物質や「LGD1069」という数種の合成レチノイドを使うことによって
乾癬や悪性腫瘍の治療薬として臨床治験中らしいです。
物質のそれぞれの詳細までは調べていませんが、
にきびで悩んでいる方には興味深い記事ですね。
一方、何個か問題点もあるようです。
実際には同じ量のにきび部分に、外用剤としてぬっても
個人差もあれば、患部の場所、炎症や落屑などの皮膚の状態など様々な要因が、効果に関与してくるようです。
これは、にきびに限らず、他の薬でも人にあう、あわないというのは言えますものね。
ただ、もっと大きな問題点としては
塗ることによって、皮膚炎を生じることがあるようです。
塗ることによって、顔が通常1〜3日後には発赤や落屑が見られ、角質がとれるためさらに薬剤の吸収が高まり炎症症状が進行するらしいです。
また、灼熱感を伴う場合も多いと書かれていました。
この皮膚炎症状は、外用を継続していても一種の耐性を獲得するが如く徐々に沈静していくようです。
もう1つ、注意しなければいけないのは、ども妊娠中の女性は使わないほうが良いようです。
今まで人間で奇形が生まれた報告はないようなのですが、
動物で奇形が生まれた報告があるらしく、
アメリカでは、レチノイン酸を外用で扱う場合、
「妊娠している女性」「若い患者には使用中および使用後2ヶ月程度は避妊を励行するように指導」
という記述があったことから、にきび治療に使うにあたって
正しい知識をしった上で使いたいものですよね。
参考URL
http://www.st.rim.or.jp/~ktyoshi/list/nikibi.html
http://www.st.rim.or.jp/~ktyoshi/list/tretinoin.html
またにきびを診察してくれる皮膚科をお探しの方はにきび皮膚科検索が便利です。
全国500以上の皮膚科が検索できます。
2005年11月22日
にきび跡治療 ⇒ にきび・にきび跡治療で使う・効く薬や成分 ⇒ レチノイン酸を用いたにきびの治療
レチノイン酸を用いたにきびの治療
posted by まい at 14:59
| Comment(0)
| にきび・にきび跡治療で使う・効く薬や成分
この記事へのコメント
コメントを書く